黒部市議会 2022-09-29
令和 4年第5回定例会(第4号 9月29日)
議題のうち、まず、「
議案第61号
黒部市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の
利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君) 起立多数であります。
よって、「
議案第61号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「
議案第62号
黒部市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について」、「
議案第63号
黒部市営駐車場条例の一部改正について」及び「
議案第64号
黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」、以上3件を一括して採決いたします。
本3件に対する各
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって「
議案第62号から
議案第64号まで」以上、3件は原案のとおり可決されました。
次に、「
議案第58号 令和4年度
黒部市
一般会計補正予算(第3号)」を、起立により採決いたします。
本件に対する各
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)
起立全員であります。
よって、「
議案第58号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「
議案第59号 令和4年度
黒部市
牧場事業特別会計補正予算(第1号)」及び「
議案第60号 令和4年度
黒部市
病院事業会計補正予算(第1号)」、以上、2件を一括して採決いたします。
本2件に対する各
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって、「
議案第59号及び
議案第60号」、以上2件は、原案のとおり可決されました。
次に、「
議案第66号 令和4年度
黒部市
一般会計補正予算(第4号)」を起立により採決いたします。
本件に対する各
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各
委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)
起立全員であります。
よって、「
議案第66号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「
議案第65号
黒部市道吉田4号線
整備事業に伴うあいの風とやま
鉄道線黒部・
生地間吉田踏切新設工事委託に関する
基本協定の締結について」を採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって、「
議案第65号」は原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君) 日程第3、「認定第1号から認定第11号まで」、令和3年度各
会計決算11件を
一括議題といたします。
本11件を付託した
決算特別委員会の審査の結果について、
委員長から報告を求めます。
決算特別委員長、
新村文幸君。
〔
決算特別委員長 新村文幸君登壇〕
○
決算特別委員長(
新村文幸君) 本
委員会に付託されております、「認定第1号から認定第11号まで」、以上、11件について、審査の結果をご報告申し上げます。
9月14日、本
特別委員会を開催し、正副
委員長の互選を行った結果、
委員長に私が、副
委員長に柳田 守君が選任されたのであります。
次に、本
特別委員会を9月21日、22日、26日及び27日の午前9時から、延べ4日間にわたり開催し、付託された令和3年度
一般会計決算他、
特別会計6件、
企業会計4件の計11件の各
会計決算の
内容等について、当局から
主要施策とその
成果等の説明を受け、健全な
行財政運営の維持と
事業に係る費用対効果、さらには市勢の発展と
市民福祉の向上に資する的確な執行について、慎重かつ詳細に審査を行ったのであります。
それでは、各
会計決算の認定について審査の結果を申し上げますが、その前に、審査において次年度以降の予算編成及びその執行について当局に留意いただきたい主な内容をご報告申し上げます。
その内容といたしましては、第1点、「歳入確保の取組みについて」であります。本市の市税収入については、77億9,756万円で前年度に比べ1億8,977万円、率にして2.4%の減となったところであり、また、翌年度に繰り越される滞納額が、現年度課税分と滞納繰越分を合わせて1億4,247万7千円、不納欠損額が1,084万4千円と、いずれも前年度より減少しているものの、依然高額で推移しております。さらには、各
特別会計・
企業会計においても多額の滞納額が生じております。
長引く
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今後も市税収入の減少が見込まれることから、税負担の公平の観点からも、引き続き収納率の向上に努めていただくとともに、ふるさと納税の取組み強化や、未利用財産の売却等、あらゆる観点から歳入確保に向けた取組みを望むものであります。
第2点、「ウィズコロナ・アフターコロナを前提とした行政サービスの充実と健全財政の推進について」であります。
今後、本格的な人口減少・少子高齢化の進行に加えて、いまだ
新型コロナウイルス感染症の収束が見えず、本市における財政状況はこれまでになく厳しいものになると考えられます。コロナ禍にあっても、創意工夫により、誰もが安心して心豊かに暮らせる魅力ある「
黒部市」の創造に向けた各種施策の推進が必要であり、ウィズコロナ・アフターコロナを前提とした行政サービスの充実により、市民ニーズに迅速かつ的確に応えるとともに、これまで以上に、総合的、戦略的な財政運営を望むものであります。
第3点、「市民の安全・安心の確保を第一義とした行政運営について」であります。
一般会計については、実質収支で9億1,408万5千円の黒字決算であり、標準財政規模135億6,098万3千円の6.7%に相当し、標準といわれる3%から5%の範囲内を超えております。
一方、地区要望の予算化状況をみても、各地区が抱える、安全で快適な生活環境の確保に係る課題への対応が十分であるとは言えない状況であります。多額の黒字を出すことよりも適正に予算編成を行ったうえで、有効に予算執行し、市民の安全・安心の確保を第一義とした行政運営を強く望むものであります。
それでは、審査の結果を申し上げます。
「認定第1号 令和3年度
黒部市
一般会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
「認定第2号 令和3年度
黒部市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
「認定第3号 令和3年度
黒部市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
「認定第4号 令和3年度
黒部市
発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
「認定第5号 令和3年度
黒部市
地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
「認定第6号 令和3年度
黒部市
牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
「認定第7号 令和3年度
黒部市
フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
「認定第8号 令和3年度
黒部市
病院事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
「認定第9号 令和3年度
黒部市
水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
「認定第10号 令和3年度
黒部市
簡易水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
「認定第11号 令和3年度
黒部市
下水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
以上、「認定第1号から認定第11号まで」の各
会計決算11件について、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願うものであります。
なお、当局には、本
委員会で出た意見、要望等について十分ご留意いただき、市民の安全・安心の確保を第一義に、市民一人ひとりの幸せのため、市民ニーズを的確に把握され、スピード感をもって取り組まれるとともに、市民にとって真に必要な対策を講じることができる令和5年度予算を編成いただくようお願い申し上げます。
〔
決算特別委員長 新村文幸君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
16番、橋本文一君。
〔16番 橋本文一君登壇〕
○16番(橋本文一君) 私は、「認定第1号 令和3年度
黒部市
一般会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第5号 令和3年度
黒部市
地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第11号 令和3年度
黒部市
下水道事業会計決算の認定について」以上、3件について反対し、その他全ての認定について賛成するものであります。
「認定第1号 令和3年度
黒部市
一般会計歳入歳出決算の認定について」の主だったもの4点について意見を述べます。
まずはじめに、歳出第6款、農林水産業費、第1項、農業費、4目、畜産費の中の、
黒部名水ポークネームアップ補助
事業についてであります。
黒部名水ポークは、市内外の皆さまからたいへん美味しいと評判の豚肉です。しかし、飼育環境が悪く、荻生地区、三日市地区、大布施地区の住民から長年にわたり酷い悪臭が発生しているとの苦情が多く寄せられております。当局は、養豚業者と解決にあたり、快適な生活環境を求める住民の声に応えるべきであります。
歳出第6款、農林水産業費、第1項、農業費、6目、農業施設管理費の中の、
宇奈月ビール株式会社の貸付金についてであります。
私はこれまでも
宇奈月ビール株式会社の貸付5,100万円について述べてまいりました。約束では毎年500万円の返済を行うとのことでありましたが、返済額が本計画に到底及んでおりません。このままでは全額返済には51年もかかることになります。このようなことで、市民の皆さんは納得はしません。
歳出第8款、土木費、第2項、道路橋梁費、2目、道路橋梁維持管理費の中の、道路維持管理補修工事費3,960万円についてであります。
毎年、各地から生活道路の安全対策やアスファルト舗装、白線の引き直し等が要望として出ておりますが、あまりにも予算が低く、住民の要望に全く応えられていません。増額すべきであります。
第4項、都市計画費、2目、交通安全環境整備費の中の、
黒部宇奈月温泉駅周辺維持管理費、施設用地借地料についてであります。
駅周辺の施設、借用地が3年度決算では、面積で約8,390㎡、金額にして約350万円の借用地8筆があります。当時の価格で約1億4,400万円と伺っております。新幹線が開業して8年になります。果たして市民の皆さんは新幹線駅周辺に借用地がこんなにたくさんあることを知っておられるのでしょうか。以前にも述べてまいりましたが、今後、路線価格も上がり、固定資産税も上がっていきます。昨年の
決算特別委員会では他の委員からも借用地について解決すべきとの意見がありました。当局の借用地への考えが全く見えてまいりません。
令和3年度一般会計では約9億円の黒字決算でありました。9億円もあればもう少し地区要望等に応えることが出来たのではないかと思います。
続きまして、「認定第6号 令和3年度
黒部市
地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」であります。
懸案であったソロパワージャパン社の違約金が全て回収されたことは評価するものであります。しかし、3年度決算では金額にして約4億円の未売却地があります。売却が長期に渡ると維持管理費が嵩み、市民の負担が増えます。早く売却を求めるものであります。
最後に、「認定第11号 令和3年度
黒部市
下水道事業会計決算の認定について」であります。
下水道
事業において、公共桝が設置されているのは、1万1,863か所だと伺っております。そのうち、下水道への加入戸数は、1万232戸で公共桝が設置されていても下水道への未加入戸数は1,631戸であります。下水道
事業は
企業会計であります。私は全てとは言いませんが、各年度の新規加入目標、戸数と金額を予算化すべきであります。
以上、私の指摘した
事業はいずれも市民の皆さんの血税で行われていることを忘れないでください。なお、
決算特別委員会で出された意見や要望が次年度予算に反映し住民の要望に少しでも応えられることが出来る予算になることを期待いたしまして、私の議員最後の討論といたします。ありがとうございました。
〔16番 橋本文一君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) 他に討論はありませんか。
15番、
伊東景治君。
〔15番
伊東景治君登壇〕
○15番(
伊東景治君) どなた様もご苦労さまです。私は認定第1号から認定第11号まで、令和3年度決算認定に関するすべての
議案に対して、
自民同志会、龍の会、公明党、
自民クラブを代表して賛成の立場から討論を行います。
令和3年度は、
黒部市が平成18年3月31日に合併して15周年を迎えた記念の年であり、1年延期された東京オリンピック・パラリンピックが開催された年でありました。その関連事業として、市制施行15周年記念事業や東京オリンピック・パラリンピック記念健康ステップアップ
事業など、重点
事業として多数計画されておりました。しかしながら、令和2年度に引き続き、
新型コロナウイルス感染症対策に翻弄された1年でありました。カーター記念
黒部名水マラソン、東京オリンピックホストタウン事前キャンプ、聖火リレー、大相撲
黒部場所、市民体育大会、
黒部踊り街流しなど、残念ながら多くの
事業が中止、変更あるいは延期となったのであります。
財政面では、決算額が一般会計で252億7,813万1千円、一般会計と
特別会計を合わせますと、305億7,906万3千円、病院事業は126億1,094万9千円、水道事業は17億5,292万3千円、簡易水道
事業2億5,039万9千円、下水道
事業は37億1,684万2千円。非常に大きな財政規模にあって、実質公債費比率は10.9ポイントと0.9ポイント改善され、新型
コロナ関連の補正予算への迅速な対応など予算執行にあたって努力の跡が読み取れました。
コロナ禍にあって、道の駅「
KOKOくろべ」、(仮称)くろべ市民交流センターなどの大型
整備事業、石田こども園移転や、大布施保育所の
整備事業、防災行政無線デジタル化
整備事業など着実に
事業が進められました。
一方、
新型コロナウイルス感染対策にかかる決算では、国・県・市の主体事業は全体で70事業、決算総額は20億2,467万円でありました。令和2年度の約52億と比べ減少はしましたが、学校や公共施設の空調設備やトイレの洋式化、子育て世代への生活支援、ICTデジタル化教育など、コロナ禍での機を得た
事業対応が行われました。
病院
事業においては、新川地域の基幹病院としてコロナ対応病床の確保、発熱外来の設置、診察PCR検査、
ワクチン接種など新型コロナ感染症への厳しい要求に対応されました。
令和3年度はコロナにより受診控えの傾向が弱まり、外来患者が増加し入院収益が増えるなど、総収益124億856万8千円、総費用で117億8,255万7千円で、6億2,601万1千円の黒字でありました。
基幹病院として機器や設備の改良・更新は必要と考えますが、一般会計からの繰入れを考慮し、経営健全化に努められることを要望いたします。他の
事業会計や
特別会計においても繰入金に頼らない
事業経営に努められることを要望するものであります。
今年開業した道の駅「
KOKOくろべ」、来年の
宇奈月温泉開湯100周年、再来年の
黒部宇奈月キャニオンルートの開通などが予定されており、観光資源の開発や掘り起こし、人的交流の活発化などに期待したいものであります。
行政と市民が一体となり協働の精神で市政運営に取り組むことを期待し、認定第1号から認定第11号に賛成し、討論といたします。以上です。
〔15番
伊東景治君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) ほかに討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、「認定第1号 令和3年度
黒部市
一般会計歳入歳出決算の認定について」ほか、10件を採決いたします。
議題のうち、まず、「認定第1号 令和3年度
黒部市
一般会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君) 起立多数であります。よって、「認定第1号」は認定することに決しました。
次に、「認定第2号 令和3年度
黒部市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第3号 令和3年度
黒部市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」及び「認定第4号 令和3年度
黒部市
発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、以上、3件を一括して採決いたします。
本3件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって、「認定第2号から認定第4号」まで、以上、3件は認定することに決しました。
次に、「認定第5号 令和3年度
黒部市
地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君) 起立多数であります。
よって、「認定第5号」は認定することに決しました。
次に、「認定第6号 令和3年度
黒部市
牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第7号
黒部市
フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第8号 令和3年度
黒部市
病院事業会計決算の認定について」、「認定第9号 令和3年度
黒部市
水道事業会計決算の認定について」、及び「認定第10号 令和3年度
黒部市
簡易水道事業会計決算の認定について」、以上、5件を一括して採決いたします。
本5件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって、「認定第6号から認定第10号」まで、以上、5件は認定することに決しました。
次に、「認定第11号 令和3年度
黒部市
下水道事業会計決算の認定について」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君) 起立多数であります。
よって、「認定11号」は認定することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君) 日程第4、「請願第1号」を議題といたします。
本件を付託した
総務文教委員会の審査の結果について、
委員長から報告を求めます。
総務文教委員長、
柴沢太郎君。
〔
総務文教委員長 柴沢太郎君登壇〕
○
総務文教委員長(
柴沢太郎君) 本
委員会に付託されております、「請願第1号」について、まず、審査の経過からご報告申し上げます。
この請願につきましては、先の6月
定例会において示した理由で、
議会閉会中の
継続審査としており、その後、8月18日開催の本
委員会では、参考人招致を行い、「請願第1号」に係る
消費税インボイス制度についての概要及び状況について説明を受けたところであります。
次に、9月15日に
委員会を開催し、「請願第1号」について再度、協議を行ったのであります。
それでは、審査の結果を申し上げます。
「請願第1号
消費税インボイス制度の
実施中止を求める請願」については、慎重に審査した結果、不採択とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議下さいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
総務文教委員長 柴沢太郎君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) ただいまの
委員長に対する質疑を行います。
質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 討論なしと認めます。
これをもって、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
「請願第1号
消費税インボイス制度の
実施中止を求める請願」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、「不採択」でありますが、「請願第1号」を「採択」とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君) 起立少数であります。
よって、「請願第1号」は、不採択とすることに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君) 日程第5、「各
常任委員会の
議会閉会中の
継続審査について」を議題といたします。
各常任
委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、
議会閉会中の
継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各常任
委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって、各常任
委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君) 日程第6、「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」、「
デジタル社会への
調査検討について」及び「
議会改革に関わる事項について」、以上3件を
一括議題といたします。
本3件を付託した各
特別委員会の審査の結果について、各
委員長から報告を求めます。
まず、観光・
都市活性化振興特別
委員長の報告を求めます。観光・
都市活性化振興特別
委員長、辻 泰久君。
〔観光・
都市活性化振興特別
委員長 辻 泰久君登壇〕
○観光・
都市活性化振興特別
委員長(辻 泰久君) 本
特別委員会に付託されております、「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」ご報告申し上げます。
まず、7月25日、本
委員会による、
黒部峡谷欅平と
黒部ダムを結ぶ通称「
黒部ルート」の、関西電力株式会社が行う安全対策工事の進捗状況を確認するため、現地視察を実施いたしました。
その概要を申し上げますと、2024年の一般開放に向けて、トンネル内のモルタル吹付けやロックボルトの補強等、安全対策工事はおおむね順調に進んでいること、また、乗客を安全に輸送するため、軌道車両を更新する予定であることや非常口等の安全対策にも取り組んでいることを確認したのであります。
次に、9月16日、本
委員会を開催し、まず、市長から所管事項に係るこれまでの経過報告を受けた後、当局から道の駅「
KOKOくろべ」について、これまでの入場者数や売り上げの実績、今後の課題と対応及び、温浴施設の進捗状況について説明を受けたのであります。
続いて、北陸新幹線が開業して7年が経過し、当局から
黒部宇奈月温泉駅周辺施設の整備状況について、これまでの経緯と経過の説明を受けたのであります。
また、当局から
黒部ルート一般開放・旅行商品化に向けての取組状況の説明を受けたのであります。
その後、当局と所管事項における今後の
事業促進の方向等について、意見交換したのであります。
付託された審査事項のうち、道の駅「
KOKOくろべ」については、開業より来場者数、売上高において順調に推移していることから、今後も地元のみならず、県内外の方から親しまれる交流拠点となるよう、課題や要望に丁寧に耳を傾けながら、指定管理者とともに工夫を凝らすこと。
長年待ち望んでいた
黒部ルートの一般開放については、
交流人口の増加が見込まれることから、その玄関口として当市の観光資源のさらなるブラッシュアップを行うとともに、県内他地域との連携を深め、周遊型・滞在型観光の効果的な魅力発信に一層努めること、等の意見が出されたことを申し添えます。
その結果、本市における
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔観光・
都市活性化振興特別
委員長 辻 泰久君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) 次に、デジタル化推進特別
委員長の報告を求めます。
デジタル化推進特別
委員長、
柴沢太郎君。
〔デジタル化推進特別
委員長 柴沢太郎君登壇〕
○デジタル化推進特別
委員長(
柴沢太郎君) 本
特別委員会に付託されております、「
デジタル社会への
調査検討について」ご報告申し上げます。
去る7月19日に本
特別委員会を開催し、
黒部市議会のデジタル化を推し進めるため、タブレット端末を活用した会議資料のペーパーレス化に向けて、タブレット端末の機種、タブレット端末の調達方法、タブレット端末の通信方法及びペーパーレス会議システムについて再度検討、協議したのであります。
次に、8月3日、魚津市役所において、「LINE
事業」について行政視察を実施いたしました。
その概要を申しますと、令和3年4月から運用を開始している「魚津市LINE公式アカウント」についての取組状況、LINE上で完結するマイナンバーカードを利用した各種
行政手続きのオンライン申請などについて説明を受けたのであります。
9月20日、本
特別委員会を開催し、当局から所管事項に係る経過報告を受け、その後当局から
黒部市のデジタル化についての現状と今後の取り組みについて報告を受けたのであります。
その概要を申しますと、国の「自治体DX推進計画」に定める重点事項の取組状況について報告を受けたのであります。
また、タブレット端末を活用した会議資料のペーパーレス化に向けて、今までの協議内容を確認したのであります。
あわせて、政務活動費におけるiPad等の情報収集用機器の購入費及び通信費に関する取扱いについて協議したのであります。
その結果、本市における
デジタル社会への
調査検討について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔デジタル化推進特別
委員長 柴沢太郎君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) 次に、
議会改革特別
委員長の報告を求めます。
議会改革特別
委員長、谷村一成君。
〔
議会改革特別
委員長 谷村一成君登壇〕
○
議会改革特別
委員長(谷村一成君) 本
特別委員会に付託されております、「
議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。
今任期中に、本
特別委員会として、一定の結論を出すこととしておりました諸課題について、その協議結果をご報告いたします。
まず、
常任委員会及び予算・
決算特別委員会のあり方については、現行どおりか再編すべきか議論を重ねた結果、現行の3つの
常任委員会を維持したうえで、
委員会の審査の充実及び
委員会活動の活性化を図ることとし、今
定例会初日において、
常任委員会の所属及び
常任委員会定数に係る
黒部市議会委員会条例の一部改正について、本
特別委員会提出
議案が全会一致で可決されたのであります。
次に、議会選出の
監査委員については、継続すべきか廃止すべきか議論を重ねた結果、意見の合意には至らなかったものの、継続及び廃止それぞれの利点と課題について議論を尽くし、相互の意見を共有したのであります。
次に、通年議会については、制度及び他市議会の先行事例を参考に、検討・議論を重ねた結果、通年議会のメリット及びデメリットを踏まえたうえで、引き続き検討が必要であることを確認したのであります。
次に、議会のデジタル化推進については、デジタル化推進
特別委員会で調査・検討を進めておりますタブレット端末を活用した会議のペーパーレス化について、導入に係る基本方針等を協議・確認したのであります。
次に、政務活動費の取扱いについては、その運用基準等について議論を重ね、交付方法や、調査研究費及び資料購入費等に係る使途基準の見直しを図ることとしたのであります。
本
特別委員会では、「
議会改革に関わる事項について」引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔
議会改革特別
委員長 谷村一成君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) ただいまの、各
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本3件に対する各
委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの
継続審査であります。
各
委員長の報告のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって、本3件は付託事件の審査が終了するまでの
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君) 日程第7、「
議会運営に関する調査について」を議題といたします。
本件を付託した
議会運営委員会の調査の結果について、
委員長から報告を求めます。
議会運営委員長、
新村文幸君。
〔
議会運営委員長 新村文幸君登壇〕
○
議会運営委員長(
新村文幸君) 本
委員会に付託され、
議会閉会中の
継続審査に付されております、
議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。
本
委員会は、7月15日に開催し、7月臨時会の市長提出
議案5件の説明を受けた後、その付託
委員会について協議したのであります。
次に、7月21日に開催し、9月
定例会の会期及び会議日程について、並びに
決算特別委員会の設置と日程等について協議したのであります。
また、新個人情報保護法施行に伴う議会の個人情報保護の対応について協議いたしました。
次に、8月26日に開催し、9月
定例会の市長提出
議案8件、令和3年度各
会計決算の認定について11件、及び報告3件の説明を受けた後、その付託
委員会について協議するとともに、議員提出
議案1件の取扱いについて協議したのであります。
加えて、映画上映会開催に伴う後援依頼の取扱いについて協議いたしました。
次に、本日、本会議前に開催し、市長追加提出
議案2件の説明を受けた後、その付託
委員会を含む取扱いについて協議したのであります。
以上の審査事項を含め、本
委員会では
議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、
議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。
〔
議会運営委員長 新村文幸君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する
委員長の報告は、「
議会閉会中の
継続審査」であります。
委員長の報告のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって、本件は、「
議会閉会中の
継続審査」に付することに決しました。
以上で、本日の日程はすべて終了し、本
定例会に付議されました
議案は、すべて議了いたしました。
市長からご挨拶があります。
市長、
武隈義一君。
〔市長
武隈義一君登壇〕
○市長(
武隈義一君) 市議会9月
定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
議員各位には、今月5日から本日まで25日間にわたり開会されました今
定例会におきまして、本会議、
委員会等を通じ、予算・条例・その他案件及び令和3年度各決算につきまして、慎重かつ熱心なご議論を賜り、議了、ご承認いただきましたことに対し、深く感謝申し上げます。
ご承認を賜りました補正予算につきましては、早期の執行に努めてまいりますとともに、審議の中で賜りましたご意見、ご要望等につきましては
調査検討の上、適切に対処してまいります。
はじめに、今議会中に発生した台風災害について申し上げます。今
定例会中の18日から20日にかけ、非常に強い勢力の台風14号が日本列島を縦断し、九州地方を中心に大きな被害をもたらしました。また、23日から24日にかけては、台風15号が近畿から東海、また関東地方に接近したところであり、静岡県内において大雨災害をもたらしました。台風14号にあっては、20日未明にかけ県内に最接近したところであり、本市におきましても19日から20日にかけ、暴風警報及び波浪警報が発表されたところであります。
今回の台風接近に備え、本市といたしましては、富山地方気象台による台風情報の説明会への参加や、情報収集、避難所開設に向けた事前準備等に加え、9月20日の小中学校の臨時休校を決定するなど、その対応にあたったところであります。
幸い、この台風による大きな被害状況は確認されず、安堵しているところでありますが、引き続き、安全・安心な市民生活の確立に向け取り組んでまいりますとともに、台風による災害により被災された皆さまに対し、心からのお見舞いと早期の復旧を祈念するものであります。
次に、スポーツについて申し上げます。去る9月24日から25日にかけ、中ノ口緑地公園運動広場において、第1回インドカップin
黒部アーチェリー大会を開催いたしました。
この大会は、東京2020オリンピックホストタウン記念
事業として、また日印国交樹立70周年記念
事業として開催されたところであり、インドアーチェリーチーム代表の4選手をはじめ、総勢100名の選手が参加されました。開会式において、サンジェイ・クマール・ヴァルマ駐日インド大使からは、「スポーツには人と人をつなぐ力があり、このイベントを契機として、両国の交流がますます盛んになることを願う」とのお言葉をいただいたところであり、本市といたしましても引き続き様々な機会を捉え、スポーツをはじめ、様々な分野においてインドとの親善交流の深化に努めてまいりたいと考えております。
さて、今議会は
議員各位にとりまして任期最後の
定例会でありましたが、この4年間は平成30年度にスタートした第2次
黒部市総合振興計画前期基本計画のもと、本市の更なる飛躍発展を図るため、各種施策の推進と展開を図る重要な時期でありました。その一例を挙げれば、道の駅「
KOKOくろべ」や(仮称)くろべ市民交流センターの整備をはじめ、防災行政無線のデジタル化、東布施地区防災コミュニティセンターの整備に加え、ICTデジタル化教育推進
事業などの小中学校の環境改善、また、清明・明峰中学校とそれぞれの統合を図ることができました。
一方で、令和2年初頭から世界的なまん延に至った
新型コロナウイルス感染症は、近年において私たちが経験することがなかった事象となり、本市施策の展開においても様々な影響等を受けることとなりました。この事態にあたり、市議会におかれましては、令和2年5月に全議員をもって「
新型コロナウイルス感染症対策
特別委員会」を組織され、市民生活に必要となる各種感染症対策
事業等の早期実現に向け、鋭意取り組まれたところであります。この4年間は本市の更なる飛躍発展への礎を築くだけでなく、コロナ禍にあってまさに本市が一丸となって各種課題に取り組みつつ、一つひとつの成果を積み重ねることのできた4年間であると考えております。
このほか、
議員各位には行政だけでは把握できない地域の課題を把握していただき、議会をはじめ、様々な機会を通じて問題提起をしていただくことで市民の安全・安心な暮らし、市民生活の向上に繋がったものと考えております。
今後とも、議会の皆さまと我々行政が車の両輪として市民のために力を尽くしてまいりたいと考えております。
議員各位には、改めましてこの間のご苦労、また、ご尽力に対し深甚なる敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げる次第であります。
結びに、酷暑残暑から季節は巡り、虫の音が涼やかに秋を感じさせてくれる時期となりました。季節の変わり目において急激な気温の変化で夏の疲れが出る時期でもございます。
議員各位におかれましては、健康には十分ご留意の上、今後益々のご活躍をご祈念申し上げまして閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。
〔市長
武隈義一君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) これをもって、令和4年第5回
黒部市議会9月
定例会を閉会いたします。
閉 会 午後12時09分
上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長 木 島 信 秋
黒部市議会副議長 成 川 正 幸
署名議員 中 野 得 雄
署名議員 大 辻 菊 美...